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[記事公開日]2019/09/11

久保田満聖さん(理学部生物科学科4年丑丸研究室)が第52回酵母遺伝学フォーラム研究報告会で学生発表賞(ポスター発表部門)を受賞

理学部生物科学科4年の久保田満聖さん(丑丸研究室)が、2019年9月4日から6日まで静岡市(清水文化会館マリナート)で開催された第52回酵母遺伝学フォーラム研究報告会において、学生発表賞(ポスター発表部門)を受賞しました。ポスター発表タイトルは「出芽酵母でのリボファジー分解の実態の解析」です。
久保田さんは栄養源飢餓時のリボソームのオートファジー分解に関して新たな測定法を開発し、それを用いてリボソームの分解様式を見出しました。細胞中に大量にあるリボソームを分解することにより生じる栄養のリサイクルは、飢餓時の細胞の生存と活動に大きく寄与すると予想されることから、オートファジーの生理学的意義を検証する上で画期的な研究です。
ポスター発表には気鋭の若手研究者63名が参加しましたが、そのうち2件の発表に対し学生発表賞(ポスター発表部門)が授与されました。
なお、ポスターは共同研究者であるMuhammad Waliullah Talukdarさん(2017年度博士修了)と丑丸敬史教授(指導教員、総合科学技術研究科理学専攻)との連名で発表されました。

 

受賞した久保田さん

久保田満聖さん(左)、登田隆学会会長(右)

賞状

賞状