紹介

大胆で自由な発想と論理的に厳密な思考

 数学は、大胆で自由な発想とともに論理的に厳密な思考も要求します。それゆえに、数学は難しいという人がいます。確かにそうかもしれません。しかし、こうした困難を経て初めて遭遇することができる「美しさ」というものがあります。皆さんにも、なにげない数学や図形の中に潜む美しさに出会うチャンスが訪れるかもしれません。ぜひ、数学科にお越しください。

 数学は今や、コンピュータで”視たり”、実験したり出来るようにもなりました。数学に現れる扱いづらい図形、例えば「接線がどこにも引けない曲線」(手書き出来ますか?)などの「フラクタル集合」もコンピュータによってその概型を視ることが出来ます。左は「クラインの泡模様」に「無限個」の真珠をあしらったもの(正確には「双曲3次元空間での凸包」です)の概型です。