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[記事公開日]2023/08/24
[最終更新日]2023/08/28

武漢理工大学とのJSTさくらサイエンスプログラム(8/16-22)を実施しました

武漢理工大学から10名の学生・教員を招へいして、さくらサイエンスプログラムを8月16日〜22日に実施しました。静岡大学理学部と武漢理工大学材料学院とはコロナ禍の2020年8月に部局間協定を締結し、その後もさくらオンラインサイエンスで継続的に交流を続けてきましたが、この度、対面での交流を再開しました。

 「核融合炉開発のためのトリチウム理工学」をテーマに、表面分析技術や核融合炉材料中の水素同位体挙動に関する講義をするとともに、学生自身が実際にプラズマ駆動透過実験、電子スピン共鳴測定、X線光電子分光測定、イオン照射実験などを積極的に本学TAと一緒に体験してもらいました。近畿大学にも訪問し、大塚哲平教授の特別講義と原子炉見学を行いました。プログラム期間中には静岡歴史ツアーを研究室学生の企画で開催し、浅間神社や駿府城坤櫓の見学を行い、日本の文化にも触れていただきました。招へい者みなさんとっても満足していただき、「また日本に来たい!」と言い残し、あっという間に7日間が過ぎてしまいました。

実施主担当は理学部附属放射科学教育研究推進センターの大矢恭久准教授です。

 

山本歩理学部長との集合写真

近畿大学での大塚哲平教授の特別講義の様子

プラズマ実験の様子

XPS分析での試料取り付けの様子

静岡浅間神社での集合写真