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[記事公開日]2020/10/20

赤星江莉加さんが日本原子力学会にて優秀賞を受賞

 本学大学院総合科学技術研究科理学専攻化学コース2年の赤星江莉加さんが、2020年9月17日に開催された日本原子力学会2020年秋の大会学生ポスターセッションにて優秀賞を受賞しました。

 赤星さんの講演タイトルは「セラミックス多層被覆の水素同位体透過に及ぼすリチウム鉛中腐食の影響」です。セラミックス被覆がリチウム鉛によって劣化する現象はこれまで試験後分析でしか確認できませんでしたが、今回被覆試料をリチウム鉛に接した状態で水素同位体透過試験が可能な実験体系を構築することで、初めて劣化のその場観測に成功しました。この成果が評価され、60件の発表の中から優れた発表をした6件が優秀賞として選出されました。

 赤星さんの指導教員は、本学学術院理学領域(放射科学系列)の近田拓未講師です。

近田講師と赤星さん