本学大学院総合科学技術研究科理学専攻物理学コース2年の井箟郁美さんが、2019年3月9日~12日に東京工業大学(大岡山キャンパス)で開催された第66回応用物理学会春季学術講演会においてPoster Awardを受賞しました。井箟さん の講演タイトルは「表面プラズモンポラリトンと有機結晶薄膜導波路モードの相互作用」で、表面プラズモンセンサーの向上に向けた取り組みについて、これまで報告例のなかった有機結晶を平面導波路とした構造を作製し、透過光学系をアレンジした新規な測定系を構築して表面プラズモンとの相互作用を明瞭に観測することに成功しました。
表彰されるポスターはポスター講演総数(約1,000件)のうち概ね2%以内で、講演を行った応用物理学会会員が対象となっています。
井箟さんの指導教員は、本学学術院理学領域(理学部物理学科)の阪東一毅准教授。