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[記事公開日]2013/12/25
[最終更新日]2018/02/16

阪東一毅講師らの論文が注目論文に選出

Applied Physics Expressに掲載された阪東一毅講師らの論文(2013年10月31日オンライン掲載)が当該雑誌の”SPOTLIGHTS(注目)”論文に選出され ました。2013年(11月現在)に掲載された論文451件のうち、26件のみが注目論文としてSPOTLIGHTSに選出されています。
本研究は阪東一毅講師の指導学生である理学研究科物理学専攻修士課程修了の永井輝さんと粂田祥平さん、理学研究科物理学専攻修士課程1年の天野 真光さん及び理学部物理学科卒業の金刺啓悟さんと共同で研究を進めたものであり、光波長程度(約200nm)の共振器長を持つ微小共振器中に高品質な有機 半導体結晶を室温で容易に作製する手法を開発し、巨大な真空ラビ分裂エネルギーを有する共振器ポラリトンの観測に成功したものです。この成果は、ボーズ・ アインシュタイン凝縮現象によって駆動する新しい概念のレーザー“ポラリトンレーザー”について、室温での実現に向けて大きく寄与する成果となっていま す。

APEX SPOTLIGHTS(リンク先:http://apex.jsap.jp/spotlights/sl_v06.html