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[記事公開日]2016/09/08
[最終更新日]2018/02/16

原子力規制庁原子力規制人材育成事業に採択されました

原子力規制庁原子力規制人材育成事業に理学部が提案した「放射線安全のための大学間連携放射線計測専門家・教育者育成プログラム」が採択され、9月1日より事業を開始しました。
本事業では放射線に興味を持つ理工系学生を対象とした放射線計測・放射性物質取扱教育プログラムと学校教育において正確な放射線教育をしようと志し将来教育者をめざす学生を対象とした放射線計測中等・高等教育指導者育成プログラムの二つのプログラムを実施します。
放射線計測・放射性物質取扱教育プログラムでは、九州大学、富山大学と連携し、理工系で原子力や放射線に高い興味を持つ学生に専門的な放射線計測技術に関する実習を中心に実施します。
また、放射線計測中等・高等教育指導者育成プログラムでは正しい放射線計測手法が学習できる教育プログラムを構築し、実際に計測し、教育系大学生・大学院生に実際に計測手法を教育し、正しい情報発信のできる人材を育成しようとするもので教育学部及び全国の教育系大学と連携して実施します。
さらに、放射線安全の理解を深めるために、両プログラムを統合し、エネルギー・環境問題と併せて理解できる機会を設けます。
事業の主担当は理学領域放射科学系列の大矢恭久准教授です。