田中 滋康 （TANAKA Shigeyasu）

 

[生年（西暦）]

1951年生

 

[所属･職名]

生体調節学講座・教授

[連　絡　先]

sbstana@ipc.shizuoka.ac.jp
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~sbstana/ST-Lab-J.html

[最終学歴]

1981.3 群馬大学大学院医学研究科博士課程修了

[取得学位]

1981.3 医学博士（群馬大学）

　

[主な担当授業科目]

<学部担当授業>

生物学概論 II（理）　細胞構造学（理）　内分泌学（理）

<大学院担当授業>

細胞構造学特論（理工研）　比較内分泌学特論（理工研）

[専　門　分　野]

内分泌学（Endocrinology）、分子細胞形態学（Molecular and Cellular Morphology）

[主な研究業績等]

Immunocytochemical localization of prohormone convertases PC1/PC3 and PC2 in rat pancreatic islets., 共著、Arch. Histol. Cytol., 1996/Proteolytic processing of pro-opiomelanocortin occurs in acidifying secretory granules of AtT-20 cells., 共著、J. Histochem. Cytochem., 1997/POMCプロセシングの分子生物学、単著、ホルモンの分子生物学シリーズ5　ストレスとホルモン、学会出版センター、1997/Differential localization of prohormone convertase (PC1 and PC2) in two distinct types of secretory granules in rat pituitary gonadotrophs., 共著、Cell Tissue Res., 2001

[職　　　　　　歴]

城西歯科大学口腔解剖第一講座助手 1981.9-1983.3
群馬大学内分泌研究所形態学部門助手、講師、助教授（1994.6改組により名称変更：生体調節研究所調節機構部門細胞構造分野）1983.4-1997.11

[受　　賞　　歴]

 

[所　属　学　会]

日本動物学会、日本比較内分泌学会、米国内分泌学会、米国組織細胞化学学会

[公　的　活　動]

日本比較内分泌学会監事（英文プロシーディング編集委員長）、日本動物学会評議員、日本下垂体研究会幹事

[主な研究内容]

動物では体内の恒常性を維持するために、神経系、内分泌系、免疫系の調節機構がクロストークをしながら働いています。一方、生体の調節機構は、生物の長い歴史の中で環境の変化に適応しながら進化し、生み出されてきました。このような生物の持つ歴史的な背景を念頭に置きつつ、内分泌学的な立場から生体調節機構の解明を目指しています。機能的な側面だけでなく、細胞や組織中の細胞で起こるDNAやタンパク質などの分子の変化を顕微鏡的に細胞構造の中に位置付けながら解析を進めています。ペプチドホルモン分泌経路の分子解剖、生殖生理の比較内分泌学、両生類の水適応におけるアクアポリンの分子基盤などを課題に研究を進めています。