鈴木 雅一(SUZUKI masakazu)<博士(理学)、教授>
研究室のプロフィール
 鰓裂で特徴づけられる脊椎動物の咽頭部からは生命の維持に重要な様々な器官が分化する。そして、その分化様式は魚類から哺乳類に至る進化の過程である程度の共通性を保ちながらも、成長後少しずつあるいは大きく異なる構造体として変化していく。例えば、内分泌器官の甲状腺、鰓後腺(哺乳類では濾胞傍細胞)、免疫器官の胸腺などはすべての脊椎動物で相同な器官が発生するが、呼吸器官としての鰓は魚類、両生類だけで分化する。私は咽頭部分の形態形成を司る分子機構を解明し、咽頭派生体(甲状腺、鰓後腺、胸腺など)の人工的な再生、環境因子による攪乱機構の解析、生物の多様性や進化を生み出す機構の解析へと発展させたいと考えている。なお、研究の視点としては、哺乳類以外の多様な動物の特徴を活かしながら、脊椎動物全般に重要な未知の現象の発見を目指している。田中滋康教授との共同プロジェクトも行っている。




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