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[記事公開日]2016/09/08
[最終更新日]2018/02/16

さくらサイエンスプラン(平成28年度第2期)に採択されました

科学技術振興機構さくらサイエンスプラン(平成28年度第2期)に理学部から提案した「核融合炉開発のための水素同位体測定技術」が採択されました。
本事業は次世代のエネルギー源のひとつとして水素同位体を燃料とした核融合炉が世界で検討されていますが、融合炉では放射性水素であるトリチウム(三重水素)を用いることから、これらの測定技術を理解するとともに、核融合炉内での水素同位体挙動を明らかにすることが重要です。本事業では本学が有する水素測定技術について学習しその分析技術の理解を深めるもので、本学理学部が連携協定を締結している中国西南物理研究院及び本学創造科学技術大学院が連携協定を締結している中国科学院等離子体物理研究所から教員・大学院生11名を招聘し12月8日から17日まで実施します。
また招聘期間中には本学理学部が連携している核融合科学研究所及び富山大学研究推進機構水素同位体科学研究センターの訪問も計画しています。

本事業の主担当は理学領域放射科学系列の大矢恭久准教授です。