阪東一毅講師が、平成25年12月8日に公益財団法人浜松電子工学奨励会から平成25年度（第二十七回）高柳賞の「高柳研究奨励賞」を受賞しました。
高柳賞は、故高柳健次郎先生のテレビジョン研究の御功績を記念するため、公益財団法人浜松電子工学奨励会が、電子科学に関する研究促進の一助として、この分野において顕著な業績を挙げた研究者及び団体を表彰し、また少壮気鋭の学究の研究を奨励するために贈呈するものです。
今回、阪東一毅講師の「有機半導体マイクロリング結晶におけるリング共振器構造の研究」が受賞対象となりました。本研究は阪東一毅講師の指導学生 である理学研究科物理学専攻修士課程2年の藤井穂菜美さん、理学部物理学科4年の水野圭さん及び成島魁至さんと共同で研究を進めたものであり、自己組織的 に形成された有機マイクロリング結晶が極めて高いQ値を持つリング光共振器として機能することを見出しました。これは有機半導体レーザーの発振低閾値化や 光分散制御の可能性を拓く成果となっています。
浜松電子工学奨励会：http://www.takayanagi-hama.jp/
毎日新聞：http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/m20131203ddlk22040287000c.html