本学大学院理学研究科化学専攻修士課程2年の箭内一繁さんと、同修士課程1年の田澤翔平さんが、平成25年10月21-23日にタワーホール船堀(東京)で開催された第3回CSJ化学フェスタで優秀ポスター賞を受賞しました。箭内さんの講演タイトルは「トリスウレア分子の自己集合によるpH応答性超分子ヒドロゲルの構築」で、独自に合成したトリスウレア分子が、自己集合により超分子ヒドロゲルを形成し、さらにpHに応じてゲル-ゾル相転移することを明らかにしました。田澤さんの講演タイトルは「超分子ヒドロゲルを担体としたタンパク質電気泳動」で、超分子ヒドロゲルを用いたタンパク質電気泳動において、界面活性剤の濃度によりタンパク質の移動度が制御できることを明らかにしました。本会は 産官学から2000名以上の研究者が集まり、全943件のポスター発表の中から160件が優秀ポスター賞として選出されました。
箭内さん田澤さんの指導教員は、本学理学研究科化学専攻の山中正道准教授。