取得できる資格

資格を取得するためのコースや科目

静岡大学理学部では、自然現象の理解に向けて、自然の捉え方や論理的な思考方法を獲得するための教育を押し進めるとともに、人材育成の観点から以下の資格を取得するためのコースや科目を用意しています。

教員免許

数学科では数学の中学校・高等学校教諭一種免許状、物理学科・化学科・生物科学科・地球科学科では理科の中学校・高等学校教諭一種免許状が所定の科目を修得することによって取得できます。多くの卒業生が教員免許を取得し、中学や高校の教員として活躍しています。
参考情報:教員免許状に関するQ&A (文科省)

博物館学芸員資格

指定された科目を履修することによって、理学部の全ての学科で学芸員となる資格を取得することができます。
参考情報:学芸員になるには(文化庁)

測量士補

数学科・物理学科・地球科学科では卒業と同時に国土地理院が認定する測量士補の資格が取得できます。就職後、現場経験を経ることによってこれを正規の測量士の資格へと格上げすることが可能になります。
参考情報:測量士・測量士補国家試験及び登録(国土交通省国土地理院)

甲種危険物取扱者資格(受験資格)

この資格を取得すると、消防法で定めるすべての種類の危険物の取り扱い、および取り扱い作業に関する立会いができるので、製造業などの企業への就職にも有利です。資格試験の受験には、化学系科目の単位を規定以上修得することが必要ですが、この点、化学科はたいへん有利で、在学中に多くの学生(卒業時に全員)が受験資格を取得しています。

参考情報:甲種危険物取扱者試験の受験資格(消防試験研究センター)

放射線取扱主任者資格

国家資格で一種と二種があります。化学科や物理学科・生物科学科・地球科学科において指定された科目を履修することで、放射線取扱主任者資格試験の合格の可能性が一気に高まります(放射線取扱者試験合格者数は、一種と二種あわせて、例年5人~15人程度です。)原子力に関する環境問題を扱う職種および放射線を扱う職種などにも必須の資格です。
参考情報:放射線取扱主任者試験(原子力安全技術センター)